シラコのしたたり

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187 // Kevin Reynolds監督(映画)

【注意】以下、グロテスク・暴力的な要素を含む文章となる為、気分を害される方は閲覧をお控え下さい。

 

 

187 / Kevin Reynolds監督(1997)

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題名の187は、カリフォルニア州刑法187条に由来し殺人罪を指す為、スラング用語で「殺す」という意味も持ちストリートギャングなどの間で使用されている。

ストリート出身のラッパーの歌詞を見ていると度々「187」という言葉が用いられるのもその為である。

 

本題に移るが、本日はそんな「187」というスラングがタイトルとなる映画の紹介。

 

黒人教師ガーフィールドは、NYの高校に勤務していたものの、落第させた黒人の生徒に報復され重症を負う。その後、傷は完治したものの、心に傷を負ったままカルフォルニアの高校に赴任する。

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新たな環境で生徒達と心機一転。

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授業1発目気合いを入れるも、先生教室間違えてますよと。

 

気を取り直し向かった教室に唖然。

チカーノギャング(メキシコ系アメリカ人のギャング)がたむろする、授業とは程遠い光景が広がる。

このクラスで授業を進めていくメンタルを持ってこそ教師の鏡である。

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この学校の問題児達と対峙し、更生させようとする中で起こる様々なバイオレンス。

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ストリートギャングの暴力性をリアルに描きながらも、サスペンスドラマとしての要素もしっかり持ち合わせ進んでいくストーリー。

最後まで緊迫感があり面白い。

 

Method Manという有名アーティストが登場するのもファンには見所である。