グリーン・インフェルノ // イーライ・ロス監督 (映画)
【注意】以下、グロテスク・暴力的な要素を含む文章となる為、気分を害される方は閲覧をお控え下さい。
グリーン・インフェルノ / イーライ・ロス監督 (2013)
大学内で抗議活動を行う学生が、アマゾン奥地で民間企業が行う森林伐採の様子を世に伝える為、ネット中継を行うも現地で遭難。
現地の人喰い族(ヤハ族)に拉致され、圧倒的な暴力に打ち震える文明人の様子が描かれる。
部族の営みに焦点を当てる場面もみられ、過去人喰い族シリーズとはまた違ったテンションで進んでゆく。
中でも印象的だったのが、
自殺したメンバーの腹に予め大麻を敷き詰めておき、ヤハ族にその遺体を調理させる。焼かれた釜から出る煙によりヤハ族がトリップした隙に脱走する作戦を立てるも
※演技とは思えぬヤハ族の幸福感に満ちた表情
部族一向大麻の効能により激しい空腹状態となり、発案者が激しくむさぼり喰われてしまう。
そして、1番勇敢で男らしいダニエルは、見事脱走に成功するも捕まり過酷な最期へ。
本当にお疲れ様でした(大学生なのかは最期まで謎)
人喰い族の手にかかれば如何に残虐な末路になるか。これを早い段階で観ている人々に擦り込ませ、その上で逃亡者が助かるか否かの瀬戸際シーンを見せる。
この瞬間の危機感といったら無い。