バージェスの乙女たち // 蜈蚣Melibe先生(漫画)
【注意】以下、グロテスク・暴力的な要素を含む文章となる為、気分を害される方は閲覧をお控え下さい。
バージェスの乙女たち / 蜈蚣 Melibe
エログロ度★★★★
人権無視具合★★★★★
ロマンチック度合★★★★
「90年代の家畜人ヤプー」と書かれたキャッチフレーズに反応せざるを得ない
蜈蚣MERIBE作 バージェスの乙女たち ~ディノミスクスの章~(1998)
で、その圧倒的な世界観に引き込まれ
~ワイワクシアの章~(1997)
~アノマロカリスの章~(1999)
といったシリーズ作についつい手を伸ばしていったのを覚えている。
人間の女性が主人に徹底的に尽くすべく有機人形化され、商品として売買される世界。
人形ともなれば、用途に合わせ実に様々なアイデアで改造されてゆく。
主には自ら奉仕を学ぼうとする女性と、状況的にやむを得ず道具となる女性の2通りが描かれているが、後者の場合の描写は実にショッキングでもある。
時間が経過し新作は諦めていたところ、先日ナント新作をGET。
この世界には有機人形がいる(2014)
相変わらず人権など無く(有機人形ではあるが)、それが当たり前な世界観は残酷でありながらも、登場する有機人形達はどこか妖艶である。