ウエストサイド日系ギャング・元リーダーの告白 リアル・ギャングスタ // マイク”SATO”中山(書籍)
【注意】以下、暴力的な要素を含む文章となる為、気分を害される方は閲覧をお控え下さい。
ウエストサイド日系ギャング・元リーダーの告白 リアル・ギャングスタ / マイク”SATO”中山 (2009)
DEEPな実録本が数々出版されているが、本作もまた大抵の日本人の生活環境からすればかなり衝撃的な話である。
日系アメリカ人2世の著者は、カリフォルニア州のベイエリア(スラム中枢)で生まれ育った。僅か15歳で700人の構成員を率いギャング組織を構築。16歳まで日系ギャングのリーダーとしてドラッグ売買などに携わるも組織を脱退。その後は日本の有名大学に入学。2009年より某外資系メーカーに就職するまでの経緯が書かれている。
※尚、記載されている内容は当時の情報となります。
日本に生まれ日本人らしく生活する事は大概の日本人にとって当たり前であり、それ意外の生活環境に触れずとも一応は生きていける。
しかし、本作の様に世界の様々な生活環境を知る事は物事を考える上で時には必要な判断材料になり得る。
何より、日本で起こり得ない話というのは、誰が見聞きしてもやはり興味深いのだ。
リアル度★★★★★
バイオレンス度★★★★★
現実離れ度★★★★