鬼畜大宴会 // 熊切和嘉監督 (邦画)
【注意】以下、グロテスク・暴力的な要素を含む文章となる為、気分を害される方は閲覧をお控え下さい。
鬼畜大宴会 / 熊切和嘉監督(1997)
時は学生運動の盛んな70年代。
学生運動団体のリーダーが服役中にメンバー同士の内輪揉めが勃発。
殺人、狂宴へと発展していく。
前半は会話の流れからストーリーは問題無く掴める。
70年代の定番である一つの鍋で麺をすする光景もみられ、スムーズに時代背景が伝わる。
後半は会話は皆無に等しく、奇声と暴力のオンパレード。
暴力・嘔吐・拉致・拘束・SEX・切断・血しぶきシーンが盛り込まれた、長くもありあっと言う間の106分。
日本刀を持ったメンバーの1人が無駄に格好良いのも一つのポイントである。
文字通り、"鬼畜大宴会"が生々しくダイレクトに視覚に取り込まれてゆく。