魂の叫び-11歳の殺人者、メアリー・ベルの告白- / ジッタ・セレニー (著書)
【注意】以下、グロテスク・暴力的な要素を含む文章となる為、気分を害される方は閲覧をお控え下さい。
魂の叫び-11歳の殺人者、メアリー・ベルの告白- / ジッタ・セレニー (1999)
初犯の頃わずか10歳の少女が3歳と4歳の男児を殺害した事で知られる、1968年にイギリスで発生した「メアリー・ベル事件」。
犯人である少女は、犯行後に警察に挑発的な文書を残した他、遺族を嘲笑する等したと云う。又、取調べの際には人に危害を加える事の楽しみを語った。
その後、服役中に脱獄や妊娠も経験し、数年後に出所。現在母親となったメアリーの思いが記された本作が出版された。
この様な稀な事件を記述した書物は、好奇の目を向けた人々にどのような影響を与えるのだろうか。