猟奇刑事マルサイ // 大越孝太郎 (コミック)
【注意】以下、グロテスク・暴力的な要素を含む文章となる為、気分を害される方は閲覧をお控え下さい。
猟奇刑事マルサイ / 大越孝太郎 (2007)
1話完結型のオムニバス形式で構成されており、主人公の刑事が様々な猟奇的事件に遭遇していく。
生前葬儀、カニバリズム、ハードSM、人間椅子、拉致監禁、ゴミ屋敷おじさん、復讐、ラブドール、カルト集団を題材とした全9話を収録。
中でも印象深い「ラチカン」。表向きは医者である拉致監禁常習犯が若い女性を拉致したのち自宅に監禁し好き放題虐待する様子が描かれている。
実際に同様の事件が起きた場合はこんな様子なんだろう。と感じてしまう程妙なリアリティさがある。
痛そう、可哀相が詰まったショッキングな一冊であることは間違い無い。